正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
細菌検査で使う培地と、その使用目的の組合せを問う問題です。
培地には、輸送・増菌・選択分離・性状確認・薬剤感受性検査など、さまざまな目的のものがあります。
【選択肢別解説】
1:○ Bordet-Gengou培地は、百日咳菌を分離するための培地です。
抗菌薬を加えて雑菌の発育を抑え、選択分離に用います。
2:× Cary-Blair培地は、便などの検体を運ぶ間に病原菌を生かしておくための輸送培地です。
性状確認には使いません。
3:× King A培地は、緑膿菌の色素(ピオシアニン)の産生を確認する培地です。
検体輸送には使いません。
4:× LIM培地は、リジン脱炭酸・インドール産生・運動性を同時に調べる性状確認用の培地です。
選択増菌には使いません。
5:○ Mueller-Hinton寒天培地は、ディスク拡散法などの薬剤感受性検査の標準培地です。
成分が安定しており、抗菌薬の働きを妨げにくいためです。
【ポイント】
King A培地はピオシアニン、King B培地はピオベルジン(蛍光色素)の確認に使います。
LIM培地のLはリジン、Iはインドール、Mは運動性を表します。