正答4
解説
正解は4。
使用期限が切れた試薬では酵素・発色試薬などの劣化により反応性が低下し、測定値が本来の値から系統的にずれる(多くは経時的なトレンド/シフトとして管理値が一方向に偏る)うえ、反応の不安定化で再現性も悪化する。
したがって内部精度管理図に異常を生じる原因として最も考えられる。
第1試薬と第2試薬の取り違えや管理試料を半量の溶解液で溶解した場合は、その測定回に限った突発的な大きな偏りとなり持続的な傾向としては現れにくい。
標準物質の濃度を2倍にした場合は検量線が系統的にずれ全測定値が一律に低下するが、これは設定変更時から一定の偏りとして現れる。
未熟なスタッフによる手技差はばらつきの増大要因ではあるが、酵素法の自動分析では試薬劣化ほど系統的な管理図異常の主因にはなりにくい。