正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
ホルター心電図は、携帯型の記録器で24時間程度の心電図を連続記録する検査です。
日常生活中の不整脈や心筋虚血を捉えることが目的です。
【選択肢別解説】
1:× 単極誘導ではなく、胸部に電極を貼った双極誘導が用いられます。
代表的なものにCM₅誘導やNASA誘導があります。
2:× ST変化は検出できます。
労作時や安静時の狭心症の発作に伴うST低下・上昇の評価に用いられます。
3:○ 記録中の行動記録は解析に必要です。
症状・服薬・運動・睡眠などの時刻と心電図変化を対応させて判断するためです。
4:○ NASA誘導はP波の検出に優れています。
胸骨柄と剣状突起付近に電極を置く誘導で、P波が大きく記録されます。
5:× CM₅誘導の波形はV₁ではなくV₅に類似します。
胸骨柄と左前腋窩線の第5肋間に電極を置き、ST変化の検出に優れます。
【ポイント】
CM₅誘導はV₅類似でST変化の検出に、NASA誘導はP波の検出に向いています。
解析では行動記録との照合が欠かせません。