正答1
解説
正解は1です。
生化学自動分析装置の測光部には、前分光方式と後分光方式があります。
後分光方式では、白色光を試料に通したあとに回折格子で分光し、多数の検出器で複数の波長を同時に測ります。
【選択肢別解説】
1:○ 後分光方式では、主波長と副波長の吸光度を同じ瞬間に測定できます。
そのため二波長法での測定が可能になります。
2:× 終点分析法は、反応が終わったあとの吸光度を測る方法です。
測光の方式にかかわらず行えます。
3:× 速度分析法は、一定時間ごとの吸光度の変化量を測る方法です。
後分光方式でなくても行えます。
4:× 紫外部吸収法は、340 nmなど紫外部の波長でNADHなどを測る方法です。
光源と波長が合えば前分光方式でも行えます。
5:× 2ポイント法は、2つの時点の吸光度の差を測る方法です。
後分光方式に特有の測定法ではありません。
【ポイント】
二波長法では、副波長の吸光度を差し引くことで、濁りや気泡、セルの汚れの影響を減らせます。
後分光方式は可動部分がなく、多波長を同時に測れる点が利点です。