正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
検査の工程は、分析前(検査前)、分析(検査)、分析後(検査後)の3つのプロセスに分けられます。
分析前プロセスは、検査依頼から患者準備、採取、搬送、受付、前処理までの測定開始前の段階です。
【選択肢別解説】
1:○ 検体量の確認は、測定を始める前に検体が適正に採取されたかを確かめる作業です。
分析前プロセスの品質管理に当たります。
2:× 精度管理試料の測定は、測定系が正しく動いているかを確かめる内部精度管理です。
分析プロセスの品質管理に当たります。
3:× 精度管理成績の保存は、分析プロセスで得た精度管理データの記録と管理です。
分析前プロセスではありません。
4:× 分析装置導入前の性能評価は、測定法や装置の妥当性を確認する作業です。
個々の検体の分析前プロセスとは区別されます。
5:○ 採取から測定開始までの時間が長いと、グルコースの低下やカリウムの上昇などが起こります。
この時間を管理することは分析前プロセスの品質管理です。
【ポイント】
検査誤差の多くは分析前プロセスで生じるとされます。
検体の量・状態・保存時間・搬送条件の確認は分析前、精度管理試料の測定は分析中と整理しましょう。