正答4
解説
正解は4です。
C反応性蛋白〈CRP〉は、肺炎球菌の細胞壁のC多糖体と反応する蛋白として発見されました。
炎症や組織の傷害で急速に増える、代表的な急性相反応物質です。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× この記述は正しいので、誤りを選ぶ本問の答えにはなりません。
CRPは肝細胞で産生されます。
2:× この記述は正しいので、答えにはなりません。
CRPは細菌や壊死細胞に結合して補体を活性化し、貪食を促すオプソニン作用をもちます。
3:× この記述は正しいので、答えにはなりません。
炎症の発生から数時間で上昇し始め、2〜3日でピークとなる急性相反応物質です。
4:○ この記述が誤りです。
CRPは肺炎球菌のC多糖体にカルシウム存在下で結合しますが、抗体(免疫グロブリン)ではありません。
ペントラキシンと呼ばれる五量体の蛋白です。
5:× この記述は正しいので、答えにはなりません。
炎症部位で産生されたインターロイキン6〈IL-6〉が、肝細胞でのCRP産生を誘導します。
【ポイント】
CRPはウイルス感染より細菌感染で大きく上昇します。
高感度CRPは、動脈硬化性疾患のリスク評価にも用いられます。