正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
重層扁平上皮は、摩擦などの機械的刺激が加わる部位を覆う上皮です。
皮膚の表皮は角化型、口腔・食道・腟などの粘膜は非角化型の重層扁平上皮です。
【選択肢別解説】
1:× 気管支は多列線毛円柱上皮で覆われています。
線毛の運動と杯細胞の粘液で異物を排出します。
2:○ 食道は重層扁平上皮で覆われています。
飲食物が通過する際の摩擦から粘膜を守るため、非角化型の重層扁平上皮です。
3:× 大腸は単層円柱上皮で覆われています。
吸収上皮と多数の杯細胞からなり、陰窩を形成します。
4:× 膀胱は移行上皮(尿路上皮)で覆われています。
尿の充満に応じて細胞の層数や形が変化する上皮です。
5:○ 腟は重層扁平上皮で覆われています。
非角化型の重層扁平上皮で、子宮頸部の外側(外子宮口付近まで)に続いています。
【ポイント】
食道と胃の境界、子宮頸部の扁平円柱上皮境界は、上皮の種類が変わる部位として重要です。
これらの境界部は化生や癌の好発部位です。