正答4
解説
正解は4です。
てんかん症候群には、それぞれ特徴的な発作間欠期の脳波所見があります。
1.5〜2.5 Hzの遅い鋭徐波複合(遅棘徐波複合)は、Lennox-Gastaut症候群の代表的な所見です。
【選択肢別解説】
1:× 欠神発作では1.5〜2.5 Hzではなく、3 Hzの規則的な棘徐波複合が出現します。
過呼吸で誘発されやすいのが特徴です。
2:× West症候群ではヒプスアリスミアがみられます。
高振幅の徐波と棘波が無秩序に混在する脳波で、乳児期に点頭発作を起こします。
3:× 覚醒時大発作てんかんでは全般性の棘徐波複合や多棘徐波複合がみられます。
1.5〜2.5 Hzの遅い鋭徐波複合は特徴ではありません。
4:○ Lennox-Gastaut症候群では1.5〜2.5 Hzの全般性の鋭徐波複合がみられます。
幼児期に発症し、強直発作や脱力発作を繰り返す難治性てんかんです。
5:× 若年性ミオクロニーてんかんでは、3 Hzより速い全般性の多棘徐波複合がみられます。
思春期に発症し、起床後のミオクロニー発作が特徴です。
【ポイント】
「3 Hz棘徐波は欠神、ヒプスアリスミアはWest、遅い鋭徐波はLennox-Gastaut」と対比して覚えます。
West症候群はLennox-Gastaut症候群へ移行することがあります。