正答5
解説
正解は5です。
公共用水域の水質汚濁に係る環境基準には、人の健康の保護に関する項目と、生活環境の保全に関する項目があります。
健康項目のうち、特に毒性の強いいくつかの物質は、数値ではなく「検出されないこと」と定められています。
【選択肢別解説】
1:× 鉛は健康項目に含まれますが、基準は「検出されないこと」ではなく数値(0.01 mg/L以下)で定められています。
2:× ヒ素も健康項目に含まれますが、基準は数値(0.01 mg/L以下)で定められています。
3:× フッ素も健康項目に含まれますが、基準は数値(0.8 mg/L以下)で定められています。
4:× 公共用水域の大腸菌に関する基準は、人の健康の保護ではなく生活環境の保全に関する項目です。
水域の利用目的に応じた数値で定められています。
5:○ アルキル水銀は水俣病の原因となった有機水銀で、毒性が非常に強い物質です。
そのため健康項目の基準として「検出されないこと」と定められています。
【ポイント】
公共用水域の健康項目で「検出されないこと」と定められているのは、全シアン、アルキル水銀、PCBの3つです。
水道水の水質基準では大腸菌が「検出されないこと」と定められており、混同しないようにしましょう。