正答1
解説
正解は1です。
血流依存性血管拡張反応〈FMD〉は、上腕を駆血して解放した後の血流増加に対し、上腕動脈がどれだけ拡張するかを超音波で測る検査です。
血管内皮が一酸化窒素を出す機能を反映するため、内皮機能に影響する要因は検査前に避ける必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 水を飲むことは血管内皮機能に影響しません。
FMDの検査前に制限する必要はありません。
2:× 喫煙は血管を収縮させ、内皮機能を一時的に低下させます。
FMDが低値になるため、検査前は禁煙とします。
3:× 女性ホルモンのエストロゲンには血管拡張作用があり、月経周期によってFMDが変動します。
閉経前の女性では月経周期を考慮して検査します。
4:× カフェインは血管の反応性に影響を与えます。
コーヒーなどカフェインを含む飲料は検査前に控えます。
5:× ビタミンCには抗酸化作用があり、一酸化窒素の働きを保ってFMDを改善させます。
検査前の摂取は控えます。
【ポイント】
FMDの検査前は、絶食、禁煙、カフェインやビタミン類の摂取制限、安静を守ります。
FMDの低下は動脈硬化の初期段階である内皮機能障害を示します。