正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
静脈採血は、患者誤認の防止、感染防止、針刺し事故の防止を意識して行う手技です。
標準採血法ガイドラインに沿った手順を確認しておきましょう。
【選択肢別解説】
1:○ 患者自身に姓名を名乗ってもらうことで、同姓同名や聞き間違いによる患者誤認を防げます。
こちらから名前を呼んで返事をもらうだけでは不十分です。
2:○ ホルダーは血液で汚染される可能性があるため、患者ごとに交換します。
使い回すと感染の原因となります。
3:× 第一選択となるのは尺側皮静脈ではなく肘正中皮静脈です。
尺側皮静脈の近くには正中神経や上腕動脈が走るため、穿刺は避けます。
4:× 抜針後に穿刺部を揉んではいけません。
揉むと皮下出血が起こりやすくなるため、揉まずに数分間圧迫して止血します。
5:× 針をホルダーから外すと針刺し事故の危険があります。
針はホルダーに付けたまま、ただちに専用の廃棄容器に捨てます。
【ポイント】
採血の安全対策は「名乗ってもらう本人確認」「ホルダーは単回使用」「リキャップしない」「抜針後は揉まずに圧迫」がセットです。