正答5
解説
正解は5です。
人口動態統計の基本的な指標と、平成29年(2017年)頃の日本の人口の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 出生数は100万人を超えていません。
平成28年(2016年)に初めて100万人を下回り、平成29年は約94万6千人でした。
2:× 粗死亡率は前年より低下していません。
高齢化が進んで死亡数が増えたため、粗死亡率は上昇を続けています。
3:× 総再生産率は純再生産率より小さくありません。
純再生産率は、生まれた女児が母親の年齢に達するまでに死亡する分を除いて計算する指標です。
そのため、総再生産率は純再生産率以上の値になります。
4:× 合計特殊出生率は1.3を下回っていません。
平成29年の合計特殊出生率は1.43でした。
5:○ 年齢調整死亡率は男性より女性の方が低くなっています。
年齢調整死亡率は、年齢構成の違いを取り除いて比較する指標です。
女性は男性より平均寿命が長く、どの年齢でも死亡率が低い傾向があるためです。
【ポイント】
粗死亡率は高齢化で上がりますが、年齢調整死亡率は長期的に低下しています。
高齢化の影響を除いて比べるときは、年齢調整死亡率を使うことが重要です。