正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
骨代謝マーカーは、骨形成マーカーと骨吸収マーカーに分けられます。
骨形成マーカーは骨を作る骨芽細胞の働きを、骨吸収マーカーは骨を壊す破骨細胞の働きを反映します。
【選択肢別解説】
1:○ オステオカルシン〈OC〉は骨形成マーカーです。
骨芽細胞が作る骨基質の蛋白で、ビタミンKによってカルボキシル化されます。
骨形成が盛んなほど血中濃度が上がります。
2:× デオキシピリジノリン〈DPD〉は骨吸収マーカーです。
骨のコラーゲンをつなぐ架橋物質で、骨が壊されると尿中に出てきます。
3:○ 骨型アルカリホスファターゼ〈BAP〉は骨形成マーカーです。
骨芽細胞の細胞膜にある酵素で、骨の石灰化に関わります。
骨芽細胞の活動が高まると血中で増加します。
4:× Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド〈NTX〉は骨吸収マーカーです。
骨のⅠ型コラーゲンが分解されて生じる断片です。
5:× 酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ活性〈TRAcP-5b〉は骨吸収マーカーです。
破骨細胞に特異的な酵素で、腎機能の影響を受けにくい特徴があります。
【ポイント】
骨形成マーカーはBAP・OC・P1NP(Ⅰ型プロコラーゲンN-プロペプチド)です。
骨吸収マーカーはNTX・CTX・DPD・TRAcP-5bで、「架橋」「テロペプチド」は吸収と覚えましょう。