正答5
解説
正解は5です。
脳磁図検査〈MEG〉は、神経細胞の電流が生む非常に弱い磁場を頭の外から測る検査です。
地磁気の数億分の1ほどの磁場を測るため、特殊なセンサーと磁気を遮る環境が必要です。
不要なものを選ぶ問題なので、答えとなる肢に○、必要なものに×を付けています。
【選択肢別解説】
1:× MRI画像は必要です。
推定した磁場の発生源(電流双極子)を脳の解剖に重ねて表示するために用います。
2:× シールドルームは必要です。
周囲の機器や地磁気などの磁気雑音を遮断しないと、微弱な脳磁場を測定できません。
3:× 体性感覚刺激装置は必要です。
正中神経などを電気刺激して誘発される体性感覚誘発磁界を記録し、感覚野の位置を調べるために使います。
4:× 超伝導量子干渉素子〈SQUID〉は必要です。
極めて弱い磁場を検出するセンサーで、液体ヘリウムで冷却して用います。
5:○ ヘッドキャップ型電極は不要です。
これは頭皮の電位を測る脳波検査の電極で、磁場を測るMEGの測定原理には含まれません。
【ポイント】
脳波は電位を、脳磁図は磁場を測ります。
磁場は頭蓋骨や頭皮の影響を受けにくいため、MEGは発生源の位置を推定する精度が高いのが特徴です。