正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
炎症性サイトカインは、発熱や急性期蛋白の産生など炎症反応を引き起こすサイトカインです。
代表はインターロイキン-1、インターロイキン-6、腫瘍壊死因子-αです。
【選択肢別解説】
1:× IL-3は多くの血球系統の前駆細胞を増殖させる造血因子で、炎症性サイトカインには分類されません。
2:× IL-4は2型ヘルパーT細胞〈Th2〉の分化やB細胞のIgEへのクラススイッチを促すサイトカインで、炎症性サイトカインではありません。
3:○ IL-6はマクロファージなどから産生され、発熱を起こし、肝臓でのC反応性蛋白〈CRP〉の産生を促す炎症性サイトカインです。
4:× IL-10はマクロファージや制御性T細胞が産生し、炎症を抑える抗炎症性サイトカインです。
5:○ TNF-αは主にマクロファージが産生し、発熱、血管内皮の活性化、悪液質などを起こす代表的な炎症性サイトカインです。
【ポイント】
炎症性サイトカインはIL-1、IL-6、TNF-α、抗炎症性サイトカインはIL-10とTGF-βです。
CRPの上昇は主にIL-6の作用によるものと覚えましょう。