正答3
解説
正解は3です。
細菌は発育に必要な酸素の条件により、偏性好気性菌、通性嫌気性菌、微好気性菌、偏性嫌気性菌に分けられます。
培養条件を選ぶうえで重要な知識です。
【選択肢別解説】
1:× Campylobacter jejuniは通性嫌気性菌ではなく微好気性菌で、酸素5%前後の環境でよく発育します。
2:× Clostridioides(Clostridium)difficileは偏性好気性菌ではなく偏性嫌気性菌で、酸素があると発育できません。
3:○ Mycobacterium tuberculosis(結核菌)は偏性好気性菌で、発育に酸素を必要とします。
そのため酸素の多い肺尖部に病巣をつくりやすいです。
4:× Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)は微好気性菌ではなく偏性好気性菌です。
5:× Staphylococcus aureusは偏性嫌気性菌ではなく通性嫌気性菌で、酸素の有無にかかわらず発育します。
【ポイント】
偏性好気性菌の代表は、結核菌、緑膿菌、百日咳菌、レジオネラです。
微好気性菌はCampylobacterとHelicobacterと覚えましょう。