正答3
解説
正解は3です。
ホルモンの中には、1日の中で分泌量が周期的に変わる日内変動をもつものがあります。
採血時刻によって値が変わるため、検査値の解釈に影響します。
【選択肢別解説】
1:× インスリンは食事による血糖上昇に反応して分泌が増えるため、早朝起床時がピークではありません。
2:× エストロゲンは月経周期に応じて変動し、排卵前に大きく上昇します。
早朝起床時に決まったピークをもつわけではありません。
3:○ コルチゾールは早朝の起床時ごろに最も高く、夜間に最も低くなる明瞭な日内変動を示します。
副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉の分泌リズムに従っています。
4:× 成長ホルモンは入眠後の深い睡眠の時期に分泌のピークを迎えます。
起床時ではありません。
5:× 副甲状腺ホルモンは血中カルシウム濃度に応じて分泌が調節されるホルモンで、早朝起床時にピークをもつホルモンではありません。
【ポイント】
コルチゾールの採血は早朝の決まった時刻に行います。
クッシング症候群では夜間の低下がみられなくなる点も合わせて覚えましょう。