水を対照としたときの試薬盲検および呈色溶液の透過率は、それぞれ80%、20%であった。
試薬盲検を対照としたときの呈色溶液の吸光度はどれか。
ただし、log 2=0.301とする。
正答3
解説
正解は3です。
吸光度Aと透過率Tには、A=−log Tの関係があります。
試薬盲検を対照にするとは、試薬盲検の透過率を100%とみなして呈色溶液を測ることです。
【計算】
試薬盲検を対照とした透過率T=20%÷80%=0.25
A=−log 0.25
A=log 4
A=2×log 2=2×0.301=0.602
(別解)水対照の吸光度の差は、−log 0.20−(−log 0.80)=0.699−0.097=0.602
【選択肢別解説】
1:× 0.301は透過率が50%のときの吸光度で、本問の条件には合いません。
2:× 0.398は計算結果の0.602と一致しません。
3:○ 試薬盲検を対照とした透過率は0.25で、吸光度はlog 4=0.602になります。
4:× 0.699は水を対照としたときの呈色溶液の吸光度です。
試薬盲検の吸光度を差し引いていないため誤りです。
5:× 0.903は透過率が12.5%のときの吸光度で、本問の条件には合いません。
【ポイント】
吸光度は差し引きできますが、透過率は割り算で補正します。
「透過率は割る、吸光度は引く」と覚えましょう。