心電図(別冊No. 2)を別に示す。
正しいのはどれか。
正答5
解説
正解は5です。
12誘導心電図から心拍数、各時間、電気軸を読み取る問題です。
記録速度は25mm/秒なので、小さい1目盛(1mm)は0.04秒、太線の1目盛(5mm)は0.2秒です。
心電図では、QRS波の間隔(RR間隔)が規則正しく、太い目盛でおよそ7.5目盛分あります。
RR間隔は約1.5秒となり、心拍数は60÷1.5で約40回/分の洞徐脈と読み取れます。
QRS幅は狭く、Ⅰ、Ⅱ、aVF誘導でQRS波は上向きです。
【計算】
心拍数=60÷RR間隔(秒)
=60÷1.5秒
=40回/分
【選択肢別解説】
1:× QT時間は0.25秒より長く、徐脈であることからもむしろ延長気味です。
0.25秒は短すぎます。
2:× QRS幅は小目盛2目盛程度と狭く、0.20秒もの幅広いQRS波ではありません。
3:× PR時間は太線の1目盛(0.2秒)を超えておらず、0.22秒の延長はみられません。
4:× Ⅰ、Ⅱ、aVF誘導でQRS波が上向きなので、電気軸は正常範囲です。
−30度の左軸偏位ではありません。
5:○ RR間隔は約1.5秒なので、心拍数は約40回/分です。
【ポイント】
25mm/秒の記録では「300÷RR間の太線目盛数」で心拍数を概算できます。
太線7.5目盛なら300÷7.5で40回/分です。