正答3
解説
正解は3です。
初尿は排尿の最初に出る尿で、尿道内の分泌物や細胞を多く含みます。
中間尿は尿道や外陰部の混入を減らすために採る尿で、通常の尿検査に用います。
【選択肢別解説】
1:× 尿糖は血糖が腎臓の再吸収能力を超えたときに出るもので、膀胱内の尿全体に均一に含まれます。
初尿と中間尿で差は生じにくいです。
2:× 尿潜血は腎臓や尿路からの出血を反映し、尿全体に含まれるため初尿で特に陽性になりやすいものではありません。
3:○ 尿道炎があると、尿道内にたまった白血球が排尿の最初に洗い流されます。
そのため初尿では白血球が陽性になりやすく、クラミジアや淋菌による尿道炎の検査にも初尿が用いられます。
4:× ケトン体は脂肪酸の代謝で生じ、血中から腎臓に排泄される成分で、尿全体に均一に含まれます。
5:× ビリルビン(抱合型)は血中から腎臓に排泄される成分で、初尿で特に陽性になるわけではありません。
【ポイント】
「尿道由来の成分は初尿に多い」と覚えましょう。
性感染症の核酸増幅検査では、中間尿ではなく初尿を用いる点も頻出です。