正答3
解説
正解は3です。
人口統計の各指標の定義を理解していれば、数値を暗記していなくても大小関係を判断できます。
大小関係が誤っているものを1つ選びます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい関係です。
合計特殊出生率は男女の子を合わせて数え、総再生産率は女児だけを数えます。
そのため、合計特殊出生率は総再生産率の約2倍になります。
2:× 正しい関係です。
高齢化が進んだ現在の日本では、高齢者の多さがそのまま反映される粗死亡率のほうが、基準人口で補正した年齢調整死亡率より高くなります。
3:○ 誤った関係です。
平均寿命は0歳の平均余命と同じものとして定義されています。
両者は等しく、どちらかが大きくなることはありません。
4:× 正しい関係です。
死産率は妊娠満12週以降の死産をすべて含みます。
一方、周産期死亡は妊娠満22週以降の死産と早期新生児死亡に限られるため、死産率のほうが大きくなります。
5:× 正しい関係です。
平成25年の日本では、死亡数が出生数を上回る自然減の状態でした。
そのため、人口千人あたりの死亡率は出生率より高くなっています。
【ポイント】
「平均寿命=0歳平均余命」は定義そのものです。
合計特殊出生率と総再生産率の違いは、女児だけを数えるかどうかです。