正答4
解説
正解は4です。
フローサイトメトリは、シース液の流れで細胞を一列に並べ、レーザー光を当てて1個ずつ解析する方法です。
散乱光から細胞の大きさや内部構造を、蛍光から細胞の抗原の発現を調べます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
細胞を固定し、膜に穴を開ける処理(透過処理)をすると、細胞内の抗原も蛍光標識抗体で測定できます。
2:× 正しい記述です。
CD4やCD8などの細胞表面抗原を蛍光標識抗体で染め、リンパ球サブセットを測定する代表的な検査に使います。
3:× 正しい記述です。
光源には、波長がそろい集光しやすいレーザー光を使います。
4:○ 誤った記述です。
細胞の大きさの情報は側方散乱光ではなく、前方散乱光から得られます。
側方散乱光は細胞内の顆粒や核の形など、内部構造の複雑さを反映します。
5:× 正しい記述です。
シース液の流れで試料を細く絞り込むことで、細胞が一列に並んでレーザーの照射点を通過します。
【ポイント】
「前方散乱光は大きさ、側方散乱光は内部構造(顆粒性)」と覚えます。
この2つの組合せで、リンパ球、単球、顆粒球を区別できます。