正答4
解説
正解は4です。
検体の種類ごとに、採取と保存の注意点を問う問題です。
検体の性質を変えないこと、目的の成分を壊さないことが共通の考え方です。
【選択肢別解説】
1:× 透明な容器に入れる点が誤りです。
羊水中のビリルビン様物質は光で分解されるため、遮光容器に入れます。
2:× 24時間蓄尿を使う点が誤りです。
蓄尿中では細胞が変性・融解してしまうため、尿細胞診には新鮮な自然尿を用います。
3:× うがい薬を使う点が誤りです。
うがい薬の殺菌成分が細菌や細胞に影響するため、採取前のうがいは水で行います。
4:○ 精液所見は日による変動が大きいため、1回だけでは評価できません。
3か月以内に少なくとも2回検査して判定することが推奨されています。
5:× 最初の髄液を細胞学的検査に使わないという決まりはありません。
髄液は量が限られ細胞も壊れやすいため、得られた検体を速やかに処理することが大切です。
【ポイント】
羊水は遮光、尿細胞診は新鮮尿、喀痰前のうがいは水、精液は複数回と、検体ごとの注意点をセットで覚えます。