正答2
解説
正解は2です。
アミノ酸の等電点〈pI〉は、側鎖の性質でおおまかに決まります。
中性アミノ酸は約6、酸性アミノ酸は約3、塩基性アミノ酸は約10が目安です。
アラニンは中性アミノ酸で、等電点は約6.0です。
【選択肢別解説】
1:× リジンは側鎖にアミノ基をもつ塩基性アミノ酸で、等電点は約9.7です。
アラニンとの差は約4と大きくなります。
2:○ ロイシンはアラニンと同じく側鎖に電荷をもたない中性アミノ酸で、等電点は約6.0です。
アラニンとの差はほぼなく、最も小さくなります。
3:× アルギニンは側鎖にグアニジノ基をもつ塩基性アミノ酸で、等電点は約10.8です。
選択肢の中でアラニンとの差が最も大きいものの一つです。
4:× グルタミン酸は側鎖にカルボキシ基をもつ酸性アミノ酸で、等電点は約3.2です。
アラニンとの差は約3です。
5:× アスパラギン酸も側鎖にカルボキシ基をもつ酸性アミノ酸で、等電点は約2.8です。
アラニンとの差は約3と大きくなります。
【ポイント】
「酸性=アスパラギン酸・グルタミン酸」「塩基性=リジン・アルギニン・ヒスチジン」を覚えれば、残りは中性として等電点の大小を判断できます。
蛋白分画の電気泳動の理解にもつながる知識です。