正答1
解説
正解は1です。
遺伝子検査法は、対象とする核酸(DNAかRNAか)と、何を調べるのかで使い分けます。
ブロット法は対象により名称が異なります。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:○ ノザンブロット法はRNAを対象とし、遺伝子の発現(mRNA)を調べる方法です。
DNA断片の解析に用いるのはサザンブロット法です。
したがって、この組合せが誤りです。
2:× FISH法は蛍光標識したプローブを染色体にハイブリダイズさせる方法です。
シグナルの数が減ることから、特定の遺伝子領域の欠失を検出できます。
この組合せは正しいため、該当しません。
3:× DNAマイクロアレイ法は、多数のプローブを基板上に並べたものです。
数万の遺伝子の発現やコピー数を一度に調べる網羅的解析に用います。
この組合せは正しいため、該当しません。
4:× シークエンス解析法は塩基配列を直接読み取る方法です。
点変異や小さな挿入・欠失などの変異解析に用います。
この組合せは正しいため、該当しません。
5:× マイクロサテライトDNAは反復回数に個人差がある短い反復配列です。
造血幹細胞移植後に、ドナー由来とレシピエント由来の細胞の比率をみるキメリズム解析に用います。
この組合せは正しいため、該当しません。
【ポイント】
サザンはDNA、ノザンはRNA、ウエスタンは蛋白質を対象とするブロット法です。
名前と対象をセットで覚えておけば確実に解けます。