正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
遠心性収縮は、筋が張力を発揮しながら引き伸ばされる収縮です。
重力などの外力に対して、動きにブレーキをかけながら関節を動かすときに起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 頭上の手を下ろす動作は、重力の方向へ上肢を下ろす運動です。
三角筋前部線維は、伸ばされながら張力を発揮して下降の速さを調節しており、遠心性収縮です。
2:× 懸垂で体を上げるとき、上腕二頭筋は短縮しながら肘関節を屈曲させます。
これは求心性収縮です。
3:× 腕立て伏せで肘を伸ばすとき、上腕三頭筋は短縮しながら体を持ち上げます。
これは求心性収縮です。
4:○ 立位から椅子に座るとき、膝関節は屈曲していきます。
大腿四頭筋は伸ばされながら張力を発揮して、体が急に落ちないように制御しており、遠心性収縮です。
5:× つま先立ちするとき、ヒラメ筋は短縮しながら足関節を底屈させて体を持ち上げます。
これは求心性収縮です。
【ポイント】
「重力に逆らって持ち上げるときは求心性、重力に任せてゆっくり下ろすときは遠心性」と考えます。
階段を降りるときの大腿四頭筋も遠心性収縮の代表例です。