2026年度 理学療法士国家試験 午後問157

解剖学一般2026年☆ ブックマーク

この問題は「複数正答の救済(公式で1と4のどちらも正解)」として採点から除外されています。

尿路で正しいのはどれか。

正答1

解説

本問は採点除外(公式で1と4のどちらも正解とされた問題)です。 厚生労働省の正答では、1と4のどちらを選んでも正解とされました。 膀胱は、上前方の膀胱尖、中央の膀胱体、後下方の膀胱底、尿道へ続く膀胱頸に分けられます。 膀胱底の内面には、左右の尿管口と内尿道口を結ぶ膀胱三角があり、選択肢4も解剖学的に正しい記述です。 【選択肢別解説】 1:○ 男性の尿道は、膀胱頸から出てすぐ前立腺の中を貫きます。 この部分を尿道前立腺部と呼び、前立腺肥大症で排尿障害が起こる理由になります。 2:× 内尿道口は、膀胱尖部ではなく、膀胱の最も低い位置にある膀胱頸に開きます。 膀胱尖は膀胱の上前方の端で、正中臍索につながる部分です。 3:× 内尿道括約筋は横紋筋ではなく、平滑筋です。 自律神経の支配を受け、自分の意思で動かすことはできません。 横紋筋で随意的に締められるのは外尿道括約筋です。 4:○ 尿管は膀胱の後下方の壁を斜めに貫き、膀胱底の膀胱三角の左右の角に尿管口として開きます。 壁を斜めに貫くことで、膀胱に尿がたまったときに尿の逆流が防がれます。 5:× 膀胱の粘膜は線毛上皮ではなく、移行上皮(尿路上皮)です。 移行上皮は、膀胱の伸び縮みに合わせて細胞の層の厚さが変わります。 【ポイント】 膀胱三角は、左右の尿管口と内尿道口を頂点とする三角形の領域で、膀胱底にあります。 括約筋は「内尿道括約筋は平滑筋・不随意、外尿道括約筋は横紋筋・随意」と区別します。

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