正答2
解説
正解は2です。
GMFM(粗大運動能力尺度)は、脳性麻痺児の粗大運動能力を評価し、その変化をとらえるための尺度です。
88項目版(GMFM-88)と、項目反応理論で作られた66項目版(GMFM-66)があります。
【選択肢別解説】
1:× GMFMの主な対象は、二分脊椎ではなく脳性麻痺児です。
Down症候群の児にも用いられることがあります。
2:○ GMFM-66では、専用のソフトウェアで、項目の難易度と児の能力を並べたItem Mapを作成できます。
次に獲得が期待される運動課題がわかるため、目標設定に役立ちます。
3:× 対象年齢は0〜18歳ではありません。
生後5か月から16歳程度の脳性麻痺児で妥当性が確かめられています。
4:× GMFMは寝返り・座位・立位・歩行などの粗大運動を評価する尺度です。
セルフケアの評価は含まれず、セルフケアはPEDIやWeeFIMなどで評価します。
5:× 重症度をレベルⅠ〜Ⅴに分類するのは、GMFMではなくGMFCS(粗大運動能力分類システム)です。
【ポイント】
GMFMは「能力の変化を点数で測る尺度」、GMFCSは「重症度をⅠ〜Ⅴに分類する方法」と区別します。
GMFM-88は5領域(臥位と寝返り、座位、四つ這いと膝立ち、立位、歩行・走行・跳躍)で構成されます。