正答1
解説
正解は1です。
関節リウマチは滑膜の炎症により関節が破壊される疾患です。
理学療法では、関節に負担をかけずに機能を維持し、炎症や関節破壊を悪化させないことが原則です。
【選択肢別解説】
1:○ 等尺性運動は関節を動かさずに筋を収縮させる運動です。
関節への負担が小さく、痛みや関節破壊を悪化させずに筋力を維持できます。
2:× 関節強直は関節が骨性または線維性に癒合した状態です。
関節可動域運動を行っても可動域は改善せず、痛みや損傷を招くおそれがあります。
3:× ムチランス変形は、骨が高度に破壊・吸収されて関節が不安定になった状態です。
他動運動を加えると関節をさらに損傷する危険があり、装具などで保護します。
4:× 活動期の炎症が強い関節に温熱療法を行うと、炎症が悪化するおそれがあります。
活動期の痛みには寒冷療法を用い、温熱療法は炎症の落ち着いた時期に用います。
5:× 環軸椎亜脱臼では、頸部を動かすと脊髄を圧迫する危険があります。
頸椎の可動域運動、特に前屈は避け、頸椎カラーなどで保護します。
【ポイント】
関節リウマチでは、活動期は安静と関節保護、寒冷療法が基本です。
筋力維持には等尺性運動を用い、関節保護の生活指導を組み合わせます。