正答5
解説
正解は5です。
フレイルは、加齢により心身の予備能力が低下し、ストレスに弱くなった状態です。
筋力低下、歩行速度低下、活動量低下などにより、バランスや移動能力が低下します。
【選択肢別解説】
1:× フレイルの高齢者では筋量は増加せず、減少します。
筋量の減少(サルコペニア)はフレイルの中核的な要素です。
2:× TUG(Timed Up and Go test)の時間は短くならず、長くなります。
立ち上がりや歩行が遅くなるためです。
3:× 長座位前屈距離は柔軟性の指標です。
フレイルの判定項目には含まれず、フレイルの特徴とはいえません。
4:× 同じ運動負荷でも体力が低下しているため、主観的運動強度(Borg指数)は低値ではなく高値になります。
5:○ FBS(Functional balance scale)は14項目の動作でバランスを評価する検査です。
フレイルの高齢者はバランス能力が低下するため低値になります。
【ポイント】
フレイルの判定(Friedの基準)は体重減少、疲労感、活動量低下、歩行速度低下、握力低下の5項目です。
FBSはBerg Balance Scaleとも呼ばれ、56点満点で得点が低いほど転倒の危険が高くなります。