正答4
解説
正解は4です。
日常生活で必要とされる記憶の障害を見つけるには、生活場面に近い課題で評価する検査が適しています。
【選択肢別解説】
1:× HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は認知症のスクリーニング検査です。
30点満点で、20点以下で認知症が疑われます。
2:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は全般的な認知機能のスクリーニング検査です。
日常生活場面の記憶に特化した検査ではありません。
3:× RAVLT(Rey聴覚性言語学習検査)は、15個の単語を繰り返し聞いて覚える言語性記憶の検査です。
生活場面を模した課題ではありません。
4:○ RBMT(リバーミード行動記憶検査)は、人の名前、持ち物の置き場所、約束、道順などを覚える課題で構成されます。
日常生活で必要な記憶の障害を検出するのに最も適しています。
5:× WMS-R(ウェクスラー記憶検査改訂版)は、言語性・視覚性記憶や注意、遅延再生を総合的に評価する検査です。
日常生活場面に即した検査ではありません。
【ポイント】
RBMTは展望記憶(予定を覚えて実行する記憶)も評価できる点が特徴です。
記憶の総合的な評価はWMS-R、生活に即した評価はRBMTと使い分けます。