正答1
解説
正解は1です。
免疫グロブリン(抗体)は、B 細胞が分化した形質細胞から産生されます。
IgG・IgA・IgM・IgD・IgE の5種類があり、それぞれ構造と働きが異なります。
【選択肢別解説】
1:○ IgG は、胎盤を通過できる唯一の免疫グロブリンです。
母体から胎児へ移行し、生後数か月の新生児を感染から守ります。
2:× 唾液・涙・母乳などの分泌液に多く含まれるのは IgA です。
IgM は5量体の大きな分子で、感染の初期に最初につくられる抗体です。
3:× 肥満細胞に結合して活性化させ、即時型アレルギーを起こすのは IgE です。
IgD は主に B 細胞の表面に存在し、抗原受容体として働きます。
4:× 血漿中で最も多い免疫グロブリンは IgG で、全体の約75%を占めます。
5:× 免疫グロブリンを産生するのは、T 細胞ではなく B 細胞(形質細胞)です。
T 細胞は、細胞性免疫や B 細胞の活性化の補助を担います。
【ポイント】
「胎盤を通るのは IgG」「分泌液は IgA」「初期反応は IgM」「アレルギーは IgE」「最も多いのは IgG」と整理しましょう。