正答3
解説
正解は3です。
骨格筋の量、筋線維の種類、筋疲労、神経筋接合部の性質を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 健常成人の骨格筋は体重の約40%を占めます。
約10%ではありません。
2:× 赤筋線維(タイプⅠ線維)はミトコンドリアやミオグロビンが多い線維です。
酸素を使ってエネルギーを作るので、疲労しにくい性質があります。
3:○ 激しい運動では解糖系が働き、乳酸が蓄積して筋内が酸性に傾きます。
これが筋疲労の化学的な原因とされます。
4:× 神経筋接合部の興奮は、神経終末から筋へ一方向にだけ伝わります。
アセチルコリンは神経終末からしか放出されないためです。
5:× 低負荷の運動では、小さな運動単位に属する赤筋線維から動員されます。
白筋線維は高負荷の運動で動員されます。
【ポイント】
運動単位は小さいものから順に動員されるというサイズの原理を覚えましょう。
なお近年は、乳酸以外にも無機リン酸の蓄積など複数の要因が筋疲労に関わると考えられています。