正答3
解説
正解は3です。
図のaは腋窩と松葉杖の横木(腋当て)との距離、bはグリップを握ったときの肘の屈曲角度です。
標準的な調整値を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 腋窩との間が1横指では、横木が腋窩を圧迫しやすくなります。
肘の屈曲10°ではグリップが低すぎ、押し下げる力も入りにくくなります。
2:× 1横指では腋窩を圧迫するおそれがあります。
肘の屈曲45°はグリップが高すぎ、上肢で体重を支えにくくなります。
3:○ 腋窩と横木の間を2〜3横指(約5cm)あけると、腋窩の神経や血管の圧迫を防げます。
肘を約30°屈曲した位置にグリップを合わせると、肘を伸ばしながら体重を支えられます。
4:× 3横指は適切ですが、肘の屈曲45°はグリップが高すぎます。
5:× 肘の屈曲30°は適切ですが、5横指では杖が短すぎて体を十分に支えられません。
【ポイント】
腋窩で体重を支えると、橈骨神経麻痺(松葉杖麻痺)を起こすことがあります。
体重は腋窩ではなく、グリップを握る手で支えるよう指導します。