正答2
解説
正解は2です。
強迫性障害は、不合理だとわかっていても頭から離れない考え(強迫観念)と、それを打ち消すための繰り返しの行為(強迫行為)を特徴とします。
治療には、薬物療法と認知行動療法が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法は有効で、治療の柱の一つです。
2:○ 曝露反応妨害法は、不安を引き起こす状況にあえて身をさらし(曝露)、強迫行為をしないで我慢する(反応妨害)練習を繰り返す認知行動療法です。
強迫性障害に有効な治療法です。
3:× 強迫行為は自分の考えから生じるもので、自分で行っている感覚があります。
させられ体験(作為体験)は統合失調症の症状です。
4:× 強迫性障害は、うつ病を合併することが多い疾患です。
5:× 多くの患者は、強迫観念や強迫行為が不合理であることを自覚しています。
それでもやめられないことが苦痛の原因になります。
【ポイント】
強迫性障害は「不合理と自覚している(病識がある)」点で、させられ体験のある統合失調症と区別します。
治療は、SSRIと曝露反応妨害法の組み合わせが基本です。