正答1
解説
正解は1です。
病理学では、細胞や組織の変化を退行性病変と進行性病変に分けます。
退行性病変は細胞や組織の機能や量が低下する変化で、萎縮・変性・壊死などがあります。
進行性病変は細胞や組織が増える・形を変える変化で、肥大・過形成・化生・再生などがあります。
【選択肢別解説】
1:○ 萎縮は、いったん正常な大きさに発育した臓器や組織が小さくなる変化です。
代表的な退行性病変です。
2:× 化生は、分化した細胞が別の種類の分化した細胞に置き換わる変化です。
進行性病変(適応)に分類されます。
3:× 肥大は、細胞が大きくなって臓器や組織の容積が増える変化です。
進行性病変に分類されます。
4:× 異形成は、細胞の形や配列に異常がみられる増殖性の変化で、前癌病変として扱われます。
退行性病変ではありません。
5:× 過形成は、細胞の数が増えて臓器や組織の容積が増える変化です。
進行性病変に分類されます。
【ポイント】
「萎縮・変性・壊死・アポトーシスは退行性」「肥大・過形成・化生・再生・肉芽組織は進行性」と分けて覚えます。
肥大は細胞の大きさ、過形成は細胞の数が増えることで区別します。