正答3
解説
正解は3です。
血液のpHは、肺によるCO₂の排出と、腎臓によるHCO₃⁻(重炭酸イオン)とH⁺の調節で一定に保たれます。
原因が呼吸(CO₂)にあるものを呼吸性、代謝(HCO₃⁻)にあるものを代謝性と呼びます。
【選択肢別解説】
1:× 正常な動脈血のpHは7.35〜7.45です。
6.4ではありません。
2:× 嘔吐では胃酸(塩酸)が失われるため、代謝性アシドーシスではなく代謝性アルカローシスになります。
3:○ 過換気ではCO₂が過剰に吐き出され、動脈血のCO₂分圧が下がってpHが上がります。
これが呼吸性アルカローシスです。
4:× 呼吸性アルカローシスでは、腎臓がHCO₃⁻を多く排泄して代償するため、尿はアルカリ性に傾きます。
5:× Kussmaul呼吸は、代謝性アシドーシスで酸を排出するためにみられる深く大きな呼吸です。
糖尿病性ケトアシドーシスが代表例です。
【ポイント】
呼吸性の異常は腎臓が、代謝性の異常は呼吸が代償します。
嘔吐は代謝性アルカローシス、下痢は代謝性アシドーシスと対で覚えます。