正答4
解説
正解は4です。
床面(プラットホーム)が後方へ動くと足部が後ろへ引かれ、身体は相対的に前方へ傾きます。
前方への転倒を防ぐため、身体の後面の筋が遠位から近位の順に活動する足関節戦略が働きます。
図では筋①が約100ミリ秒で最も早く活動し、筋②、筋③の順に続きます。
筋④と筋⑤にはほとんど活動がみられません。
【選択肢別解説】
1:× 脊柱起立筋は体幹後面の近位の筋で、足関節戦略では最後に活動します。
図では最も遅れて活動する筋③に相当すると考えられます。
2:× 前脛骨筋は下腿前面の筋で、身体が後方へ傾くとき(床面が前方へ動くとき)に働きます。
本問の外乱では活動がほとんどない筋④か筋⑤に当たります。
3:× ハムストリングスは腓腹筋に続いて活動する大腿後面の筋です。
図では筋①より遅れて活動する筋②に相当すると考えられます。
4:○ 腓腹筋は足関節を底屈させ、前方へ傾く身体を後方へ引き戻す最も遠位の後面筋です。
足関節戦略では最初に活動するため、筋①に相当します。
5:× 腹直筋は体幹前面の筋で、身体が後方へ傾くときに働きます。
本問の外乱では活動がほとんどない筋④か筋⑤に当たります。
【ポイント】
小さな外乱には足関節戦略、大きな外乱や狭い支持面には股関節戦略が用いられます。
足関節戦略では、倒れる方向と反対側の筋が遠位から近位へ順に活動します。