正答1
解説
正解は1です。
不随意運動は、リズムがあって規則的に繰り返すもの(律動的)と、不規則に起こるもの(非律動的)に分けて整理します。
律動的な不随意運動の代表は振戦です。
【選択肢別解説】
1:○ 振戦は、互いに拮抗する筋が交互に収縮して起こる、一定の周期で繰り返す往復運動です。
Parkinson病の安静時振戦や本態性振戦の姿勢時振戦などがあり、律動的な不随意運動の代表です。
2:× チックは、まばたきや首振り、発声などが突然、不規則に繰り返される運動です。
一時的に抑えられることもありますが、律動的ではありません。
3:× バリスムは、上下肢の近位部から四肢を投げ出すような激しく大きな運動です。
視床下核の病変で対側に起こり、不規則です。
4:× アテトーゼは、手指や足趾などがゆっくりとくねるように動く運動です。
持続的で不規則な動きで、律動的ではありません。
5:× ミオクローヌスは、筋が突然、瞬間的にピクッと収縮する運動です。
多くは不規則に起こり、律動的な不随意運動には分類されません。
【ポイント】
振戦は「規則的な往復運動」、舞踏運動・バリスム・アテトーゼ・ミオクローヌス・チックは「不規則な運動」と対比して覚えます。