正答5
解説
正解は5です。
行動療法の技法は、レスポンデント(古典的)条件付けに基づくものと、オペラント条件付けに基づくものに分けられます。
オペラント条件付けは、行動の後に報酬や罰を与えて、その行動の頻度を変える学習の仕組みです。
【選択肢別解説】
1:× 系統的脱感作法は、リラックスした状態で不安の弱い場面から順に想起させ、不安反応を弱めていく技法です。
レスポンデント条件付け(逆制止)に基づきます。
2:× 漸進的筋弛緩法は、筋の緊張と弛緩を意図的に繰り返して心身をリラックスさせるリラクセーション法です。
3:× 暴露反応妨害法は、強迫性障害に用いられる技法です。
不安を生む状況にあえてさらし、強迫行為をしないで不安が自然に下がるのを体験させます。
4:× フラッディング法は、最初から強い不安を生む状況に直面させ、不安反応を消去させる技法で、レスポンデント条件付けに基づきます。
5:○ トークンエコノミー法は、望ましい行動をとったときにトークン(代用貨幣)を与え、それを報酬と交換できるようにする技法です。
行動の後の報酬で行動を強化するオペラント条件付けに基づきます。
【ポイント】
オペラント条件付けの技法には、トークンエコノミー法のほか、シェイピング法やタイムアウト法があります。
不安や恐怖を弱める系統的脱感作法やフラッディング法は、レスポンデント条件付けに基づきます。