正答2
解説
正解は2です。
Guillain-Barré症候群は、先行感染の後に自己免疫機序で末梢神経が障害され、急性の弛緩性四肢麻痺を生じる疾患です。
病型として、髄鞘が障害される脱髄型と、軸索が障害される軸索型があります。
【選択肢別解説】
1:× 末梢神経障害のため、四肢の深部腱反射は低下または消失します。
亢進は中枢神経障害の所見です。
2:○ 欧米では脱髄型(AIDP)が大半を占めますが、日本を含むアジアでは軸索型(AMAN)の割合が高いとされます。
軸索型はカンピロバクター腸炎の後に多くみられます。
3:× 顔面神経麻痺や球麻痺などの脳神経症状は、およそ半数の症例でみられます。
5%以下ではありません。
4:× 神経症状は、上気道炎や下痢などの先行感染から1〜3週間ほどたって出現します。
24時間以内ではありません。
5:× 神経症状は数日から数週かけて進行し、約90%の症例で4週以内にピークに達します。
1週間以内ではありません。
【ポイント】
Guillain-Barré症候群では、ピークを過ぎると多くは回復に向かいますが、呼吸筋麻痺に注意が必要です。
急性期の過用は避け、筋疲労に配慮した運動負荷で理学療法を進めます。