正答3
解説
正解は3です。
運動学習とは、練習によって運動技能が比較的長く持続して向上する過程です。
感覚情報、課題どうしの関係、覚醒水準などが学習に影響します。
【選択肢別解説】
1:× 固有感覚は、関節の位置や筋の張りを知らせる重要な内在的フィードバックです。
運動学習に大きく影響するため、影響しないは誤りです。
2:× 運動技能は手続き記憶として保持され、言語の記憶より長く保たれやすいです。
一度覚えた自転車の乗り方を長く忘れないことがその例です。
3:○ 前に学習した課題と後の課題が似ていると、前の学習が後の学習に影響します。
これを学習の転移といい、課題の類似性によって転移の起こり方が変わります。
4:× 前の学習が後の学習を妨害することは、負の転移といいます。
正の転移は、前の学習が後の学習を促進することです。
5:× 覚醒水準と学習効果の関係は逆U字型で、高すぎても低すぎても効果は下がります。
最適な覚醒水準は課題によって異なり、複雑な課題ほど低めが適します。
これをYerkes-Dodsonの法則といいます。
【ポイント】
転移には促進する正の転移と妨害する負の転移があります。
覚醒水準は逆U字型で、課題の難しさに応じて最適な水準が異なる点が頻出です。