正答1
解説
正解は1です。
血友病は、血液凝固第Ⅷ因子(血友病A)または第Ⅸ因子(血友病B)が先天的に不足する疾患です。
伴性劣性遺伝で、ほとんどが男性に発症します。
【選択肢別解説】
1:○ 関節内出血は血友病で最も多い出血症状です。
膝・肘・足関節に繰り返し起こり、関節の変形(血友病性関節症)の原因になります。
2:× 血友病は凝固因子の異常であり、血小板数は正常です。
3:× 出血時間は血小板の働きを反映する検査で、血友病では正常です。
延長するのは活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)です。
4:× 毛細血管拡張は、遺伝性出血性毛細血管拡張症(Osler病)などの特徴です。
血友病の症状ではありません。
5:× リンパ節腫脹は、感染症や悪性リンパ腫などでみられます。
血友病の症状ではありません。
【ポイント】
血友病の理学療法では、関節内出血の急性期には安静・冷却を行い、出血が落ち着いてから関節可動域と筋力の回復を図ります。
深部の筋肉内出血(腸腰筋出血など)にも注意します。