正答1
解説
正解は1です。
この問題は診断基準にないものを選ぶので、○ が答え(基準に含まれない症状)です。
ポリオ後症候群は、急性灰白髄炎(ポリオ)の罹患から数十年たって、新たな筋力低下や疲労などが出現する病態です。
Halsteadらの診断基準では、新たに生じる健康上の問題として、疲労、筋肉痛、関節痛、筋力低下、筋萎縮、寒冷不耐などを挙げています。
【選択肢別解説】
1:○ 感覚障害は診断基準に含まれません。
ポリオは脊髄前角の運動ニューロンが障害される疾患で、感覚は障害されないためです。
2:× 関節痛は診断基準に含まれます。
筋力低下に伴う関節への負担の増加で生じます。
3:× 筋萎縮は診断基準に含まれます。
残存した運動ニューロンの過用により、新たな萎縮が生じます。
4:× 筋肉痛は診断基準に含まれます。
筋の過用によって起こります。
5:× 疲労は診断基準に含まれ、最も多い訴えの一つです。
【ポイント】
ポリオ後症候群の理学療法では、過用を避けて休息を取り入れ、筋力を維持することが基本です。
過度の筋力増強運動は症状を悪化させるおそれがあります。