正答2
解説
正解は2です。
Spurlingテストは、頸部を患側へ側屈・軽く伸展させ、頭頂部から下方へ圧迫を加える検査です。
椎間孔が狭くなり神経根が圧迫されると、患側の上肢に放散痛やしびれが誘発されます。
【選択肢別解説】
1:× 環軸関節回旋位固定は、小児に多い斜頸位で固定される病態です。
頸部の回旋制限や痛みが主で、Spurlingテストで評価するものではありません。
2:○ 頸椎症性神経根症では、椎間孔での神経根の圧迫により上肢への放散痛が出ます。
Spurlingテストの陽性はこの病態を示唆します。
3:× 腰椎椎間板ヘルニアの評価には、下肢伸展挙上(SLR)テストやLasègue徴候などを用います。
4:× 腰椎分離症は腰椎の関節突起間部の疲労骨折で、腰椎伸展時の腰痛が特徴です。
頸部の検査では評価しません。
5:× 腰部脊柱管狭窄症は間欠性跛行が特徴で、腰椎伸展で症状が増悪します。
Spurlingテストは頸椎の検査です。
【ポイント】
頸部神経根症の誘発テストにはSpurlingテストとJacksonテストがあります。
腰部では、L2〜L4の神経根はFNST(大腿神経伸展テスト)、L5・S1の神経根はSLRテストで評価します。