正答3
解説
正解は3です。
概日リズム(サーカディアンリズム)は、約24時間周期の体内時計によるリズムです。
概日リズム睡眠障害は、体内時計と社会生活の時間がずれて、望む時刻に眠れず起きられない障害です。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠時遊行症(夢遊病)は、深いノンレム睡眠の最中に起き上がって歩き回る睡眠時随伴症です。
概日リズムの障害ではありません。
2:× ナルコレプシーは、日中の強い眠気、情動脱力発作、入眠時幻覚などが起こる過眠症です。
オレキシンの欠乏が原因です。
3:○ 睡眠相後退症候群は、眠る時刻と起きる時刻が通常より大きく後ろへずれ、明け方まで眠れず、朝に起きられない障害です。
体内時計のずれによる概日リズム睡眠障害の代表です。
4:× むずむず脚症候群は、夕方から夜に脚の不快な感覚が起こり、脚を動かしたくてたまらなくなる睡眠関連の運動障害です。
5:× レム睡眠行動障害は、レム睡眠中に筋の緊張が抜けず、夢の内容に合わせて体が動く睡眠時随伴症です。
Parkinson病やレビー小体型認知症の前触れとなることがあります。
【ポイント】
睡眠相後退症候群の治療では、朝に強い光を浴びる高照度光療法や、決まった時刻に起きる生活指導を行います。
ナルコレプシーは過眠症、睡眠時遊行症とレム睡眠行動障害は睡眠時随伴症に分類されます。