正答1
解説
正解は1です。
この問題は早期の前頭側頭型認知症でみられないものを選ぶので、○ が答え(みられない症状)です。
前頭側頭型認知症は、前頭葉と側頭葉が萎縮する認知症です。
初期から人格の変化や行動の異常が目立ち、記憶障害は比較的軽いのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:○ 幻視は、レビー小体型認知症に特徴的な症状です。
前頭側頭型認知症の早期にはみられません。
2:× 毎日同じ道を歩く、同じ時刻に同じ行動をするなどの常同行動は、前頭側頭型認知症の特徴的な症状です。
3:× 自分の変化に気付かない病識の低下は、早期からみられます。
4:× 物事に関心を示さず、何もしなくなる自発性の低下(アパシー)は、早期からみられます。
5:× 万引きや無遠慮な言動など、社会的な決まりを守れない脱抑制や対人行動の障害は、前頭側頭型認知症の中心的な症状です。
【ポイント】
前頭側頭型認知症は、常同行動・脱抑制・病識の低下・食行動の変化が特徴です。
幻視とパーキンソニズムはレビー小体型認知症、階段状の進行は血管性認知症の特徴です。