正答2
解説
正解は2です。
錐体路(皮質脊髄路)は、大脳皮質の運動野から脊髄の前角細胞へ、随意運動の指令を伝える経路です。
経路は、放線冠、内包後脚、中脳の大脳脚、橋の底部、延髄の錐体の順に下ります。
延髄の下端で大部分が交叉し、脊髄の側索を下行します。
【選択肢別解説】
1:× 脳梁は、左右の大脳半球を結ぶ交連線維の束です。
錐体路は通りません。
2:○ 大脳脚は中脳の腹側にある線維の束で、その中央部を錐体路が通ります。
3:× 上小脳脚は、主に小脳から赤核や視床へ向かう出力線維が通る経路です。
錐体路は通りません。
4:× 中小脳脚は、橋核から小脳へ向かう線維が通る、最も太い小脳脚です。
錐体路は通りません。
5:× 下小脳脚は、脊髄小脳路や前庭からの線維など、小脳への入力が主に通る経路です。
錐体路は通りません。
【ポイント】
錐体路は「内包後脚・大脳脚・橋底部・延髄錐体」の順に通ります。
小脳脚は、上が主に出力、中と下が主に入力と覚えます。