正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
図の低出生体重児は腹臥位で頸部をやや反らし、両上肢を外転・外旋させ、股関節も外転・外旋して床に投げ出した姿勢です。
筋緊張が低い低出生体重児は重力に負けて四肢が外に開いた伸展優位の姿勢になりやすく、変形や発達の遅れの原因になります。
ポジショニングでは、子宮内のような屈曲位と正中位に近づけることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 頸部を伸展位にすると、反り返りの姿勢を強めてしまいます。
頸部は軽度屈曲位で正中に近づけます。
2:× 体幹を伸展位にすると、伸展優位の姿勢を助長します。
体幹は軽く丸めた屈曲位に保ちます。
3:○ 図では肩関節が外旋・外転して上肢が外に開いています。
肩関節を内旋位にして手を顔や体の正中に近づけることで、屈曲位と正中位の姿勢がとれます。
4:× 肩甲骨の挙上位は、肩甲骨を後方に引いた反り返りの姿勢と結びつきます。
肩甲骨は前方に出した(前方突出)下制位に保ちます。
5:○ 図では股関節が外転・外旋して下肢が蛙のように開いています。
股関節を内転位にして下肢を体の下に引き寄せることで、屈曲位の姿勢がとれます。
【ポイント】
NICUのポジショニングは、タオルなどで体を包み込み、屈曲位と正中位を保つことが目的です。
四肢が外に開いた姿勢を放置すると、肩の後退や股関節の外転拘縮が残り、寝返りや四つ這いの発達を妨げます。