正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
脳卒中の代表的な評価法について、含まれる評価項目を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× FMA(Fugl-Meyer assessment)は、上下肢の運動機能、バランス、感覚、関節可動域・関節痛を評価します。
ADL(日常生活活動)の評価は含みません。
2:× JSS(Japan Stroke Scale)は、意識、言語、無視、視野、眼球運動、瞳孔、顔面麻痺、足底反射、感覚、運動などで重症度を評価します。
関節可動域の評価は含みません。
3:× mRS(modified Rankin Scale)は、症状の有無と日常生活の自立度から、障害の程度を0〜6の7段階で判定します。
歩行速度を測る項目はありません。
4:○ NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)は、急性期の脳卒中の神経症状を評価するスケールです。
最初の項目で意識水準・質問への応答・従命を評価しており、意識状態の評価を含みます。
5:○ SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)は、麻痺側の運動機能、筋緊張、感覚、関節可動域、体幹機能などを評価します。
非麻痺側の握力と大腿四頭筋の筋力も評価項目に含みます。
【ポイント】
SIASは機能障害を総合的に評価し、非麻痺側機能まで含むのが特徴です。
FMAは運動機能の回復段階を詳しく評価する尺度で、ADLの評価にはBarthel IndexやFIMを用います。